2020/09/09
JR東日本の215系

こちら、JR東日本の215系電車。元々の目的は東海道線の乗車率が高いということで、快適に移動ができるように設計された車両です。1992年にデビューしました。オール2階建ての手すり、つり革などの立ち席なしの車両です。下の画像を見ればわかるかもしれませんが、構造としては現在の東海道線のグリーン車の原型かなぁとも感じますが、片側のみの扉、2階建て構造ということで停車駅での人はけは、悪かったみたいです。立ち席なしということは自然と収容人数も低くなってしまいます。快適さを狙って作ったJRさんの考えた方法が逆に仇となってしまいました。現在は夜の東海道線を走る「ホームライナー小田原」、観光用の「ホリデー快速ビューやまなし」などで拝見ができます。この車両の意外とすごいところは、グリーン車があるところです。着席型の車両にさらにグリーン車、要は座席幅が広いという話になってきますね。

朝のラッシュ時にだぁーと降りて、だぁーっと乗り込むというイメージからは若干ながらかけ離れています。(なんとなくですが)乗り降りを譲り合うに近いんでしょう。特にデッキあたりが凄そうですね・・・。

ホームライナー小田原は一応ライナー券は必要ですが、座席の確保ができますし普通車はボックス席ですがそれでもJRさんが狙った通り快適な移動ができます。見た感じ奥の部分だけで座席は支えられてます。体重のある私では先端の部分に座ったら、「あらヒビが入っちゃった」や「壊しちゃった」といった笑い事では済まされないことが起きそうで怖いですね。

こちらはグリーン車。座席の幅の広さから完全に特急列車のグリーン車ですね。細かいところを突っ込んでいくと、上部には読書灯があり年代を感じます。それと今の特急型の車両はコンセント(電源)がありますが・・・ってそこまで言ってしまうと求めすぎですね。グリーン車にはテーブルがあります。ホリデー快速ビューやまなし号はこれで新宿〜小渕沢までの運行ですからね。かいじを超えてあずさ並みに走ってます。1部指定席はありますが、自由席もあります。もちろん指定席グリーン車も備わってます。「快速」とつきますが特急列車並みに飛ばしてくれますし、グリーン料金は東海道線のグリーン料金ほどなので山梨方面へ行く際にはぜひこちらを!と言いたくなるようなオススメの快速車両です。一応臨時快速です毎年3月から11月までの土曜・休日に1往復の運行です。まぁ一応「快速」なので特急料金といったものもかかりません。停車駅からしてみるとムーンライト〇〇並みの飛ばしっぷりです。あちらは事前に指定席を購入しなければいけませんでしたが。今は運行は「ながら」くらいでしょうか。
ホームライナー小田原の停車駅です。東海道線の通勤快速のように横浜や川崎は通過なんですね。
https://machi-ga.com/entry/entry00213.html
ホリデー快速ビューやまなし号の停車駅やその詳細です。
https://www.traveltowns.jp/trains/jreast-holiday-rapid-view-yamanashi/

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