4月14日の朝日新聞に気になった記事が3つありましたのでそれを紹介して考察していきます。まずは1つ目。
※大事な部分は赤文字になってます
新幹線回数券廃止の波JR各社、チケットレス化進める新幹線の回数券の廃止が相次いでいる。JR各社がネットで予約購入できる「チケットレス化」を進めているためで、割引切符の代名詞とも言える新幹線回数券は風前のともしびだ。看板商品にしてきた金券ショップの中には、苦境に立たされている店もある。
金券ショップ「店成り立たない」 JR東海は3月末、東海道新幹線の「東京ー新大阪」「東京ー名古屋」などの回数券の販売を来年3月末で終えると発表した。回数券は6枚セットが基本で普通車の
自由席、指定席、グリーン車向けの3種類がある。今年3月末に山陽新幹線を含む46区間の販売をやめ、今回の追加廃止で、東京ー新大阪間の指定席とグリーン車の回数券は、すべて消えることになる。金子慎社長は4月8日の記者会見で、「(回数券の)販売実績が落ち、利用実態もネット予約を使うお客様がだいぶ増えてきた」と説明した。JR東海は発足時の1987年から新幹線回数券を販売している。1枚あたりの値段は普通運賃より、1割ほど安く、
出張や家族旅行で使われてきた。だが、2001年にネットで予約や購入ができる「エクスプレス予約」が導入され、今年3月末現在で385万人が登録。年会費がかかるが、東京ー名古屋の指定席は片道1万310円、東京ー新大阪は同1万3620円で、
回数券より300円前後安い。指定席利用者の半数近くがネットで購入しており、回数券の利用は減っているという。
他の新幹線でも廃止が進む。JR東日本は「Suica」で新幹線に乗れるサービスを拡充し、今年3月から管内の全新幹線で利用できるようにした。これに伴い、3月末の自由席に続き、6月には指定席回数券の販売がすべて終わる。JR九州も3月末に、「九州新幹線2枚きっぷ」の販売をやめた。ばら売りの新幹線回数券は東京など主要駅近くに集まる金券ショップの主力商品で、安いチケットを探して店を回る会社員らの姿もみられる。名古屋市の老舗の店主(50)は相次ぐ廃止に、「金券の時代は終わったのかな」と話した。名古屋駅近くの系列の店では、売り上げの3〜5割が新幹線回数券だという。新型コロナウィルスの直撃で出張や旅行が激減したところに、回数券廃止が追い討ちをかける。「いつかはこうなると思っていたが。もう店が成り立たなくなる」と店主は嘆く(今泉奏)
(考察)
●この記事を読んで率直にJRが本格的に金券側に対策を打ったという見方もできるかなぁとも思いました。というのも新横浜の駅の周辺には金券ショップがないんですね。駅周辺に金券ショップを建てられなくする為に周辺の土地を買い取ったということでJRの土地となったわけです」。日産スタジアム方向へ約10分ほど歩いてやっと回数券自販機があるくらいですね。
●ちょっと余談でしたが、おそらくJR側は「エクスプレス予約」や「えきねっと」、それに伴う「JREポイント」の付与などで顧客などで対策を立てていったのかと思います。チケットレス化というのはある意味では1つの時代が終わったという見方もできますし、正直マルス券大好きな私にとっても寂しい話です。
●あと、回数券に自由席の他に指定席とグリーン車があったというのは初耳でした。指定席とグリーン車は乗車日に回数券を持って窓口に行って手続きをするんでしょうかね。
●金券ショップで新幹線の回数券は安く購入できる以外に、余ってしまった場合に売ることができるというある意味WinWinな関係が築けていたからこそ良かったんだと思います。
●回数券より300円ほど安いというのは正規の料金を指しているので、金券ショップはそれよりさらに安いとは言い難いが、利用者は普段から新幹線を利用する人ではない人が多いと思うのでそこで正規料金か、回数券料金かを比べると回数券料金がかなり安くなるわけです。
●「店成り立たない」と記載されてますが、金券ショップにはJCBの贈答用の商品券やビール券。ジェフグルメカード、映画前売り券、株主優待券といったものも取り扱っているので、あと工夫次第で回数券の売り上げを補填できるかもしれません。
続いて2つ目
シェア自転車拠点10ヶ所に江ノ島電鉄 24時間利用OK江ノ島電鉄(藤沢市)は、スマートフォンアプリで利用できるシェアサイクリングサービス「SHONANPEDAL」の貸し出し拠点を、長谷、稲村ヶ崎、藤沢の各駅など10ヶ所に設置した。24時間利用できるという。ソフトバンクグループの「オープンストリート」社と提携し、
スマホアプリの「ハローサイクリング」で拠点の検索や予約、決済、貸し出しや返却の手続きをする。ハローサイクリングは湘南地域で拠点設置を進めていて、拠点はこれで117ヶ所になるという。江ノ島電鉄の担当者は「江の島や鎌倉を訪れる
観光客が、『密』を避けながら駅から
離れた観光スポットや飲食店に行きやすくなり、地域経済の活性化にもつながる」と話している。
利用料金は15分間70円。千円で最大12時間連続借りることができるという。(秦忠弘)
(考察)
●こちらの記事を読んでみて、自転車乗りながらアプリをいじるのは危険だけど、それさえなければ全然アリなんじゃないかと思いますよ
●藤沢や鎌倉エリアは仏閣も多いので自転車に乗りながら御朱印してもらったりと色々と幅は広がりそうですよね。
ご存知かもしれませんが、こういったことはやめましょう危険ですそして最後、3つ目。
相模線100周年で記念ロゴ相模原市、活用呼びかけJR
相模線が9月で開業100周年を迎えることを記念し、
相模原市がロゴマークをつくった。イベントのポスターや看板、ウェブサイト、個人の名刺などでの利用を呼びかけている。相模線は橋本〜茅ヶ崎の33.3㎞。相模川を沿うようにして県の南北を結び、4両編成の電車が走る。ロゴマークは開業当初の機関車と現在の電車をあしらい、相模川をイメージした青が中心のポップな色彩で、誰でも利用できる。
市内の企業や団体、個人などを対象に「相模線開業100周年記念」の文字を入れた冠事業も募集。市交通政策課は「商店街のセールや地域のお祭りなどで使ってもらえれば」という。いずれも利用は無料で、申請が必要。申請書は市のウェブサイトからもダウンロード可能で、事業の計画書などを提出する。申請と利用はともに来年3月末まで。問い合わせは同課(042・769・8249)(岩堀滋)

こちらが現在運行されている
相模線になります。
相模線開業100周年記念事業 冠事業・ロゴマーク使用の申請はこちらから(考察)
●ロゴマークの使用を無料で使用して良いということなので利用しない手はないでしょう。バンバン利用して名刺などに載せて「いやぁ私学生時代相模線に乗ってまして」なんて話題作りをしてもいいかもしれませんね!
●冠事業もトライしてみて損はないかもしれません。面接時なんかの武器になる可能性はあります。
●あと個人的にやはり相模線は複線希望です。朝の香川駅とか片側ホームなので、学生、通勤客がすごいことになっていると聞いています。あと上溝もですね。
●あと4両編成も若干少ないような・・・本数が少ない八王子行きが、横浜線が元々8両に対してその半分の4両ですからね。東神奈川からの根岸線直通の10両に対して8両とは訳が違いますwww
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