私的おすすめ映画(00年代~20年代) - 鉄道とバスの旅・歴史のブログ

私的おすすめ映画(00年代~20年代)

普段からよくドキュメンタリー映画やホラー映画をよく観るのですが、その中から印象に残った作品を年代別で紹介したいと思います。とりあえず、今回の記事はドキュメンタリー映画について記載します。内容は視聴する際の妨げになるかもしれないので、ザックリと記載します。

・ディープ・ブルー(04年公開)

BBCのドキュメント番組をまとめた作品。海中にひっそりとスタッフがサメや深海魚などの日常生活の様子を描いた作品です。印象に残ったシーンはアザラシが、ゴンドウクジラにはねられれ絶命するシーンです。



https://eiga.com/movie/52235/review/0390576/

・ダーウィンの悪夢(04年公開)

この作品は一言で言うと「負の連鎖」の現実を描いた作品です。アフリカのビクトリア湖に輸出用に放たれたナイルパーチが在来種を食べて育ち、そのナイルパーチを加工して輸出。そのナイルパーチを捕まえるために多くの人がやってくるが、ありつけなかった人は貧困をする。貧困している人は売春などでお金を稼ぐが、結果的にエイズになりなくなって行く人も出てくる。そして貧困、エイズなどで親が亡くなった子供はストリートチルドレンになる。まさに負の連鎖です。



http://www.cinemarise.com/theater/archives/films/2006023.html

・スーパーサイズ・ミー(04年公開)

ファストフードの危険性を示そうと、モーガン・スパーロック監督自身が実験台となって、1日に3食1ヶ月間、全てマクドナルドで店員さんにスーパーサイズを勧められたら必ずスーパーサイズにする。自宅からの移動はタクシーで移動。その間に運動はしない。この条件でどうなるかという記録型のドキュメンタリーです。劇中に大きいげっぷをスパーロックがした際に「マックげっぷだ」という字幕が印象的でした。



https://www.allcinema.net/cinema/320446

・クラッシュ(04年公開)

1つの交通事故を起点にアメリカでの偏見や差別などを描いた作品です。白人黒人差別問題や警察官がそれを行っていたりしている事実。人間にはそれぞれエピソードがあるんですよね。



https://filmarks.com/movies/16206

・皇帝ペンギン(05年公開)

一言で「カワイイ」という感じです。親ペンギンが赤ちゃんペンギンのお腹で凍えながらしのぐ様子はまさにペンギン!カワイイ!!こちらもディープブルー同様、南極での日常生活を描いています。



https://eiga.com/movie/1383/

・ブリッジ(06年公開)

自殺をテーマにしたドキュメンタリー映画。15歳以下閲覧禁止という形で上映されました。アメリカにあるゴールデンゲートブリッジは観光の名所であるが、そこから飛び込む人も多い「自殺の名所」でもあった。作品は1年間そこに定点カメラをセットして飛び込んだ人の遺族や関係者などにインタビューをする。遺書も劇中に公開されます。自殺との関連性について描いた作品です。



https://eiga.com/movie/34019/

・エンロン(06年公開)

エンロン事件って覚えていますか。アメリカにある巨大なガス・電力・パイプラインを供給する会社です。この巨大企業が粉飾決済が発覚しその不正を隠して倒産までを描いたドキュメンタリーです。



http://www.phantom-film.jp/library/site/enron/index.html

・ミツバチの大地(14年公開)

ミツバチが絶滅の危機に瀕していることにスポットライトを当てた作品。養蜂家などにインタビューを行ったり、在来のミツバチがどのくらいいるのかなどデータで示してくれたりと勉強になりました。



http://www.cine.co.jp/mitsubachi_daichi/

・大いなる沈黙へ(14年公開)

グランド・シャルトルーズ修道院の日々の様子を映像に収めています。「こんな一生(生活)もあるのかぁ」と感じました。カトリック教会の様子を映像に収めたものです。84年に撮影の申請をしましたが、2000年に撮影許可が出て監督1人のみの撮影という条件で撮影許可がおりました。



https://eiga.com/movie/79766/

・ア・フィルム・アバウト・コーヒー(15年公開)

1杯のコーヒーを作るまでのその過程を追っていった作品です。収穫から、発酵、そして焙煎といった工程を丁寧に描いた作品です。



https://www.fashion-press.net/news/18620

・園子温という生き物(16年公開)

「自殺サークル」や「冷たい熱帯魚」などで知られている監督、園子温氏を追った密着ドキュメンタリーです。彼が監督した作品で吉高由里子、満島ひかり、二階堂ふみという女優が有名になりました。「地獄でなぜ悪い」や道路を封鎖して撮影した「リアル鬼ごっこ」もなかなか面白いですよ!

※園子温監督については、また別枠で投稿をしようかと思います。



http://sonosion-ikimono.jp/

・シチズンフォー スノーデンの暴露(16年公開)

当時FBIの裏側を暴露してアメリカ入国禁止になったスノーデン氏のドキュメンタリー映画です。FBIはパソコンの内蔵カメラやスマホの内側にあるカメラで個人情報を搾取しようとしていると明かしました。別の映画(スノーデン)という作品(17年公開)ではスノーデン氏には持病があることがわかりました。この映画では最終的にロシアで暮らしているということもわかりました。



http://gaga.ne.jp/citizenfour/



https://eiga.com/movie/81862/

・太陽の下で(16年公開)

サブタイトルが真実の北朝鮮となっています。そうです。北朝鮮の真の姿が描かれた作品です。北朝鮮政府によって演出された「庶民の日常生活」の裏側を描いています。というのも始めは撮影陣(ロシア)が庶民の日常を切り取るという形で撮影をしていたのですが、北朝鮮側の監督がOKを出さないまで演技を強いられている様子に疑問感じ「真実を暴く」という方向に変わっていってこの作品ができました。



https://eiga.com/movie/85809/

・ノーマ(16年公開)

こちらはデンマークにあるレストラン「ノーマ」の開店の開店に至るまでの映画で、一つの大きな特徴があります。それは昆虫を取り扱った料理の提供です。現在は無印良品がコオロギのおせんべいが出てたりと割と身近になったと思いますが、4年前ですので、食材としてはかなり斬新だったと記憶しています。



https://longride.jp/noma-movie/

・カルテルランド(16年公開)

メキシコ社会における薬物、マフィアと汚染した警察(資金をもらってもみ消すなど)などの関係の実態を描いた作品。銃撃戦も劇中で勃発します。



https://eiga.com/movie/83946/

・フェイク(16年公開)

「A」や「A2」といった報道、社会ドキュメンタリーの監督、森達也氏による報道ドキュメンタリー。この作品は佐村河内守氏が中途失聴とされる聴覚障害がありながら、ゲーム音楽や「交響曲第1番《HIROSHIMA》」などを作曲した音楽家として脚光を浴びたが、ゴーストライター疑惑が起きた際にメディアが手の平を返したかのように、マスコミがたたき始める様子を裏側から見ていった作品です。
佐村河内氏のインタビューから自宅での様子を撮影。ネコがかわいい、ただその猫ちゃんがインタビュー中に来たりすることで、いい意味でリズムが取れたりしてます。



https://filmarks.com/movies/19852

・ザ・ウォーク(16年公開)

ビルからビルへ渡る人(綱渡りの大道芸人)にスポットライトを当てた作品です。3Dで観るとリアルすぎて怖いですが、体験という意味では面白いと思います。



https://eiga.com/movie/80755/

・スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !(17年公開)

スーパーサイズ・ミーシリーズの第2弾。今度はモーガン・スパーロック監督自身がチキンを使用したファストフード店を0から開店までを監督自身が行う作品です。スーパーサイズ・ミー上映後にスーパーサイズ自体はなくなり、健康志向ということで各ファストフード店は鳥の揚げ物(チキン)のバーガーを販売し始めます。その世の中に監督も開店をしてこの業界の裏側をついています。個人的にはヒヨコのシーンはショックが大きかったです。



https://filmarks.com/movies/90035

・皇帝ペンギン ただいま(18年公開)

皇帝ペンギンシリーズの第2弾。やっぱりカワイイ!それと親鳥は餌を採るため150~1000キロも移動といった凄さやデジタル4Kカメラやドローンを駆使して撮影して物凄い美しいペンギンの様子が見ることが出来ます。



https://eiga.com/movie/89114/

・アース:アメイジング・デイ(18年公開)

地球にいる生物の生活の様子をとらえた作品です。私としては岸壁にイグアナが日向ぼっこをしているシーン、シマウマの大移動しているシーンが印象的でした。



https://eiga.com/movie/89693/

・子どもが教えてくれたこと(18年公開)

難病をかかえる5人の子供にインタビューや病院での日常生活の様子のドキュメンタリーです。この作品を見ると落ち込んでいる時に元気を与えてくれる感動作です。



https://eiga.com/movie/88838/

・i-新聞記者ドキュメント-(19年公開)

森達也監督の最新作、望月衣塑子記者が出演、「望月衣塑子氏」と聞いてあれ、なんか聞いたことのある人だなぁ・・・。東京新聞の記者・・・あ、政府高官などに質問しても指されずに抗議した記者の方だと!とふと思い出して鑑賞しました。1人の記者がどのように記字を書くまでの過程もわかり、記者の熱意にも圧巻しました。ただ、回答者は図星になると質問から避けるっていうのはこの映画で「やっぱりね・・・。」と感じました。



https://i-shimbunkisha.jp/

・存在のない子供たち(19年公開)

貧しさから親の愛情を受けてこなかった少女を通して、中東の貧困・移民問題を抉り出したドキュメンタリー。これは事実なので、むしろ知っていただきたいです。



https://eiga.com/movie/89043/

・ハニーランド(20年公開)

北マケドニアに暮らす自然養蜂家の女性を追ったドキュメンタリー。電気も水道もない谷で、目が不自由で寝たきりの老母と暮らす自然養蜂家の女性が、ある日そんな彼女が暮らす谷に突然やってきた見知らぬ家族や子どもたちとの交流、病気や自然破壊など、3年の歳月をかけた撮影を通して描いた作品です。



https://eiga.com/movie/92597/

※今年はコロナなどもあって、まだ映画チェックは少なめです。ちょっと気になった映画があればまた加筆をしたいと思います。


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