2021/06/16
今週の気になる記事

朝日新聞できになる記事がありましたので、考察してみました。
100円 日本一安い初乗り運賃
大阪府北部の千里ニュータウンを起点にする北大阪急行電鉄(北急)は、普通鉄道としては初乗り運賃が日本一安い。隣駅まで100円。大阪市中心部を通る大阪メトロ御堂筋線と相互乗り入れ、江坂(吹田市)から終点の千里中央(豊中市)まで4駅5・9キロを結ぶ。2023年度開業を目指し、千里中央荒北へ延伸する工事が進む。大阪万博への1970年に開通した。千里中央から臨時の万国博中央駅まで「会場線」が延び、来場客を運んだ。会場客は期間限定で閉幕直後に閉鎖された。
当初は初乗り30円利用客が減り、一時は赤字に陥ったが、沿線のニュータウン開発に伴って客も増え、「運賃改定する必要がない時期が続いた」と同社調査役の佐迫博史さんは説明する。その結果、割安な運賃が維持された。2017年4月に90円から10円から値上げしたため、普通鉄道では鳥取県の若狭鉄道が同額で並ぶ。岡山県・岡山電気軌道の路面電車、北九州高速鉄道の北九州モノレールも100円の区間がある。だが、距離数で換算すれば、北急が最も安い。佐迫さんは「延伸による値上げはしない。むしろ利用者が減り続ければ、見直す必要性が出てくるかもしれない」と話す。
ケーブルカーも含めると、鉄道事業法に基づく「運賃無料」の鉄道もある。京都市左京区の鞍馬寺の境内を走る鞍馬山鋼索鉄道(鞍馬山ケーブル)だ。山門駅と多宝塔駅の約200メートルを結ぶ。国内で唯一、宗教法人が運営する鉄道路線で、「日本一短い路線」としてしられる。実際は運賃の代わりに、寺の建物や施設を維持するための寄付200円を支払ってもらい、そのお礼に乗車してもらう形を取る。境内の参道ははつづら折りの急坂が続く。清少納言が「枕草子」で「近うて遠きもの」と表現した。足の弱い人も上がって参拝できるようにと、1957年に開通した。境内には「清少納言や牛若丸も歩いた道です。深呼吸してゆっくりお歩きになりませんか」と掲示し、徒歩を勧める。寺の広報担当を務める曽根祥子さんは「歩いてこそ得られる感動がある。道端の草や生き物、すべてのものの命が息づくのを感じてほしい」と力説する。(上田学)
<考察>
・結構関東県内ではニュータウンをつなぐ路線って、初乗り運賃が高かったり、赤字だったり・・・原因が建設費用の補填というののもありますが・・・。
・御堂筋線との相互乗り入れになると運賃面で、どうなるか気になりますね。
・この路線が、100円で賄えているのが一番すごいですよね笑運行感覚と運行本数もそれに見合っているっていうことなんでしょう。
・宗教法人が運営するケーブルカーとういうものは、結局のところ「寄付」という形式をとっているだけで、「運賃」をいただいているでしょう。これは捉え方の違いです。

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初乗り運賃は:100円です
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