2021/10/07
新入社員、栗田ゆう子

究極の料理アニメとされる「美味しんぼ」。その「美味しんぼ」のヒロイン、栗田ゆう子のセリフ(ナレーション)がかなりポジションの領域を飛び越えてナルシストまで行っているのだ。では冒頭からのそのポジティブセリフ(ナレーション)を文字に起こしてみましょう。
ポジティブ栗田のセリフ
「はぁ、これから毎朝この地獄と戦うのか。よぉしファイト!新入社員教修を経て、今日から東西新聞文化部の記者なんです。私、あ、(ガラスに映っている自分に、身だしなみを整える)そうそう私栗田ゆう子22歳、もちろん独身。好みのタイプ、少年隊の東。とにかく新米の私は、早く職場に打ち解けられるよう、誰よりも早く出社してまず部屋の整理をすることにしたんです。(う〜〜ん。感心感心。)」
ここから居眠りをしてる山岡と接触
ポジティブ具合の検証
1:まず、栗田ゆう子1人で駅から上がって「よぉしファイト!」まで言うのもリアルでファイト!ってまで言っていると若干やばい人に見える。
2:「私」のセリフの中に1度あ・・・。で身だしなみを整える、途切れてるんです。そして2回目の「私」が入るんですが、その時に「もちろん独身」って、言う必要あったんでしょうか。OAの時代背景的に22歳で独身はもちろんという感覚だったのでしょうか。
3:ここで個人的に1番気になったというか、というかいやきいてねぇしというつっこみを入れたくなるのは、「好みのタイプ、少年隊の東。」と勝手に自ら好みの男性のタイプを自白してるところですね。聞かれてもないのに・・・。
4:ここは次に気になってる部分で、描写は1つの机を整頓しているものの描写と灰皿の掃除の描写はありました。「誰よりも早く」って、タイムカードの打刻とか拘束時間などを上司の谷村部長などに「早く打ち解けたいので、拘束時間外で整理整頓をさせてください。と頼んだり(頼む必要性があるかどうかは不明だが)みんなが出社した時刻と同じ時刻に打刻をする。という感じなのだろう。もしこの誰よりも早く、整理整頓するシステムを真面目に考えるとしたら。まさか、他の人のデスクを勝手に整頓したり、違う部に侵入して整頓したりしたらもっと迷惑だ。
5:結局、う〜〜ん。感心感心。って、1人で早くおそらく、打刻なし出勤して、勝手に文化部の自分のデスクと灰皿と周辺を掃除してなんかさみしく感じる部分がある。なんだろうなぁ。早く打ち解けるために、早く出社している「栗田ゆう子」がいる。これは客観的に見ると、文化部に所属している人は「栗田ゆう子が休んだり外出してない限り」ほぼほぼ100%は見かけたり、接触することがある。今後のことや居続けるということを考えるという意味では、感心感心なのである。(印象付け)
6:ここの会社の給与のシステムはわからないので、もし「栗田ゆう子」が出勤時(要は整理整頓を開始する時)にタイムカードの出勤の打刻をして帰る時に退勤の打刻をするレベルのしたたかさがあるのであれば、個人的には「裏の栗田ゆう子」という2面性が出てきて面白味が増してきたのかなぁと思う。う〜〜ん。感心感心。
7:先ほどの続き。そうなると、新入社員+高給取りの「栗田ゆう子」へのボイコットが「文化部」で行われ「文化部」と「栗田ゆう子」との溝が深くなり、「山岡士郎」と「栗田ゆう子」との「究極のメニュー作り」に溝が発生し、そこに「海原雄山」率いる「至高のメニュー」の帝都新聞社が現れて自体が泥沼化。帝都新聞社が「山岡士郎と『究極のメニュー情報』」をある程度は握っていると読み「栗田ゆう子」をヘッドハンティングしようとする(くらいまでは「空想ですが」進みそうな気はします。)
以上なんですが、ポジティブといえば、ポジティブなんです。しかし悪い言い方をすると、度を超えたナルシストかもしれません。
読み直してみましょう
「栗田ゆう子」のポジティブワードも入ってます。見返しましょう。
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