2023/02/10
キハ28形引退するようです・・・。
先日、この様なニュースがネット記事として載ってました。いすみ鉄道で走っていたキハ28系気動車がついに引退をするというニュースです。このときが来たか・・・。そんな感じがしました。
現役最後のキハ58系列、いすみ鉄道のキハ28形が引退へ
キハ28形といえばいすみ鉄道が保有する国鉄気動車で数少ない国鉄車両で車内で食事ができるということで鉄道ファンのみならず観光客も多く訪れるほどの人気があったのに・・・。今後国吉駅で保存されるそうです。キハ28形⇒国鉄キハ58系気動車といえば電車でGO!にも登場したほどの人気の国鉄の気動車です。
電車でGO!では山陰本線(嵯峨野線)などでプレイができた。
キハ58系のプレイの様子
- キハ58系とは
- 鉄道史に残る惨劇
- 事故の原因
- 最後に
キハ58系とは
キハ58系気動車
最後の1両「キハ58系」ラストランへ いすみ鉄道、断腸「希少価値分かっている。だけど…」
そもそもキハ58系気動車は急行型の気動車で、特急型気動車キハ80系(はつかり)の登場とともに東海道本線の151系特急電車(こだまなど)に合わせ、東海道本線の非電化区間を走る急行型気動車として登場しました。
特急型気動車キハ80系
151・161・181系特急形電車
ちなみにですが、JRが「急行」という種別を使わないのは「急行」とつけてしまうと急行券の購入が必要となり使わないのです。キハ58系はその後普通列車として各地へ転属しました。
鉄道史に残る惨劇
信楽高原鉄道の列車衝突事故の様子
信楽高原鉄道事故に学んでいたか JR脱線事故16年
平成の鉄道大事故ひとつとされる、信楽高原鉄道の列車衝突事故。1991年の5月14日に起きた大事故でこの頃ちょうどゴールデンウィークの真っ最中で、「世界陶芸祭セラミックワールドしがらき'91」」という博覧会が滋賀県(信楽)で行われていてそれに伴い京都方面から4両編成(キハ58系)の臨時快速列車が定員超えの状態で貴生川駅から信楽駅へ向かう途中に信楽高原鉄道のSKR202(3両編成)が正面衝突をして42名が死亡614名が重軽傷を負う大惨事が起きてしまいました。博覧会はこの事故に伴い中止になりました。
事故の原因
事故路線略式図
https://ameblo.jp/m08068469/entry-11849653126.html
事故が起きた路線の信楽高原鉄道はすべて単線の区間で途中の小野谷信号場で列車交換をして折り返す仕組みになっていた。この信号場は「「世界陶芸祭セラミックワールドしがらき'91」」の臨時列車の運行するに当たって新設された信号場で、事故当日は信号故障で小野谷信号場の列車交換ができず、見通しの悪い急カーブに対向列車が進入するときにはブレーキが間に合わず衝突してしまいました。
最後に
話がそれてしまいましたが、キハ58系はこの引退で完全に引退してしまいます。国鉄の気動車はもう数が少ないです。北海道などのエリアに行けばキハ40系に乗れると思いますが、老朽化していますので引退が近づいているかもしれません。国鉄型車両は老朽化による置き換えなどで気動車以外にも電車も姿を消しつつありますので、後悔しないように乗車することをおすすめします。

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名車、キハ58系は自宅でも飾りたいですし、実際に走らせてみたいものです。
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